好きな読書で自分時間
自己成長につなげる
感動で心に火を灯す
家族から学ぶこと、友人から学ぶこと、社会人になって学ぶこと
一人一人、様々あると思います
でも、そこで知り得なかったらどこで学ぶのだろう
どんな本であれ、読書は必ず自分に良い種を撒いてくれます
いつか必ず花が咲いて、また新しい自分に
さあ 読もうか
今日の書籍
こんにちは ゆうです
今日の読書はこれ
とても有名な本ですね
松下幸之助、道をひらく
パナソニックを築き、『経営の神様』とも言われるとても偉大な方です
15年以上お世話になっている大切な本です
誰が読んでも、プラスにはなっても決してマイナスにはなりません
断言できます
好きな目次のページから、または好きなタイトルから
1ページずつ自由に読めるので、読書が苦手な方にも読みやすいと思います
それでは、過去の自分より新しい自分になれるように
見たことのない扉を開こう
本の詳細
タイトル 道をひらく
著者 松下 幸之助
ジャンル 自己啓発・ビジネススキル
発売日 1968/5/1
発行所 PHP研究所
価格(税抜) 870円
目次
・運命を切りひらくために
1.道 2.素直に生きる 3.志を立てよう 4.手さぐりの人生 5.自然とともに 6.さまざま
7.真剣勝負 8.若葉の峠 9.是非善悪以前 10.病を味わう 11.生と死
・日々を新鮮な心で迎えるために
1.日々是新 2.視野を広く 3.心の鏡 4.人事をつくして 5.雨が降れば 6.日に三転す
7.なぜ 8.花のように 9.本領を生かす 10.くふうする生活
・ともによりよく生きるために
1.縁あって 2.あいさつをかわす 3.サービスする心 4.長所と短所 5.辛抱する心
6.生かし合う 7.責任を知る 8.真剣に叱られる 9.人間だけが 10.世間知らず 11.心を通わす
・みずから決断を下すときに
1.断を下す 2.命を下す 3.風が吹けば 4.判断と実行と 5.眼前の小利 6.善かれと思って
7.止めを刺す 8.カンを働かす 9.世の宝 10.自問自答 11.根気よく 12.思い悩む
・困難にぶつかったときに
1.心配またよし 2.時を待つ心 3.岐路にたちつつ 4.困っても困らない
5.世間というもの 6.仕事というものは 7.忍耐の徳
・自信を失ったときに
1.転んでも 2.失敗か成功か 3.紙一重 4.絶対の確信 5.心を定めて 6.懸命な思い
7.窮屈はいけない 8.ものの道理 9.一人の知恵 10.一陽来復
・仕事をより向上させるために
1.自分の仕事 2.働き方のくふう 3.しかも早く 4.けじめが大事 5.旗を見る
6.つきまとう 7.引きつける 8.力をつくして 9.おろそかにしない 10.プロの自覚
・事業をよりよく伸ばすために
1.見方を変える 2.商売の尊さ 3.大事なこと 4.ファンがある 5.手を合わす
6.何でもないこと 7.敵に教えられる 8.あぶない話 9.熱意をもって 10.ノレンわけ
11.同じ金でも 12.追求する
・自主独立の信念をもつために
1.自得する 2.虫のいいこと 3.恵まれている 4.こわさを知る 5.あぐらをかく 6.乱を忘れず
7.後生大事 8.己を知る 9.身にしみる 10.正常心 11.わが身につながる 12.教えなければ
13.学ぶ心 14.もっとも平凡な 15.敬う心 16.身につまされる
・生きがいある人生のために
1.真実を知る 2.芋を洗う 3.年の瀬 4.自分の非 5.勤勉の徳 6.知恵の幅 7.まねる
8.心を高める 9.体験の上に 10.わけ入れば
・国の道をひらくために
1.国の道 2.覚悟はよいか 3.信念のもとに 4.わが事の思いで 5.平和と闘争 6.談笑のうちに
7.ピンとくる 8.政治という仕事 9.求めずして 10.大衆への奉仕 11.ダムの心得 12.日本よい国
本の内容
本書は、PHP研究所の機関誌『PHP』の裏表紙に、これまで連載してきた短文の中から
121篇を選んでまとめたものである
その一篇一篇は、時にふれ折りにふれての感懐をそのまま綴ったものであるが
この中には、身も心もゆたかな繁栄の社会を実現したいと願う私なりの思いを多少とも
こめたつもりである
一国民、一庶民としての私のこの思いが、何らかのご参考になるならば望外の幸せである
昭和43年5月
松下 幸之助
運命を切りひらくために
雨がふれば 人はなにげなく 傘をひらく
この 自然な心の働きに その素直さに
私たちは日ごろ あまり気づいてはいない
だが この素直な心 自然な心のなかにこそ
物事のありのままの姿 真実をつかむ
偉大な力があることを 学びたい
何ものにもとらわれない 伸びやかな心で
この世の姿と 自分の仕事をかえりみるとき
人間としてなすべきこと 国としてとるべき道が
そこに おのずから明らかになるであろう
日々を新鮮な心で迎えるために
この日本の国に
活力にみちた青春をもたらさねばならない
勤労者も 学生も 経営者も 家庭の主婦も
あらゆる職業の あらゆる人びとが 自分の殻をぬぎすてて
みずみずしい光のなかへ躍り出よう
日本人すべての 平和と幸福と繁栄の道を
躍動する心で 今こそ真剣に考えるのだ
ともによりよく生きるために
きのうからきょうへ きょうから明日へ
私たちは 日々 新たな世界に生きている
真の自由を求める いきいきとしたこころは
同じ毎日 同じ考えに 人間をとどめはしない
この一瞬の新たな発見 きょう一日の着実な成長が そこに かならず刻まれていくのだ
水のように 流れてやまぬこころと ふかく 地に沁みとおる力をもってすれば
明日の日本の繁栄と平和 明日の自分の幸福が
おのずから 秩序ある姿で実現されるにちがいない
みずから決断を下すときに
おたがいに はたして真の大人だろうか
自分自身を過大視せず いやしめることなく
みずからのことは みずからの力で処する
きびしいひとり立ちの心がまえを 身にしみて 真剣に考えているだろうか
大人としての ふかい責任感と気力をもって 今こそ この国日本の 正しく生きる姿と
ながい歴史に培われた その誇りを確かめたい
世界の繁栄と平和と幸福を ともに築くために
困難にぶつかったときに
ながい一生のうちに 人はいくたびか
自分の将来を左右する岐路に 血のにじむ思いで 立たねばならない
ながい歴史のうちに 国もまた いくたびか
みずからの行くすえを鋭く見きわめるべき 意義深い時期に みまわれる
緑ゆたかな国土 香り高い伝統と歴史 そこに培われた 民族のすぐれた素質
この日本の未来を いま静かに 見きわめたい
自信を失ったときに
ただ一人だけの 小さな幸せに満足することなく
おたがいに この国日本を満たす 大きな夢と 確固とした志を もたねばならない
長い伝統に培われた 日本人本来の高い精神と
私たちが今日までたくわえてきた自立力とを
いまこそ 新たな時代にふさわしい 新たな姿で
政治や経済 教育や文化に 正しくよみがえらせたい
日本を いきいきとした民主主義の国にするために
この世界に より大きな幸せをもたらすために
仕事をより向上させるために
おたがい 自分ただ一人の立場にこだわることなく
20年後 30年後の日本に大きく目をひらこう
人と人 団体と団体が ともにその独自性を生かしつつ
のびのびと活動できる秩序正しい自由の中にこそ
人間と社会の 限りない生成発展が約束されるのだ
補うべきは補い 助けるべきは助け合って
日本と世界を思う高い立場で 自由闊達の道を歩もう
事業をよりよく伸ばすために
平和に 幸せに暮らすための 大切な約束なのだ
法律やルールを おたがいに きびしく守ろう
なすべきこと なすべきではないことの区別を
大人も 子供も ひとしく心に刻みつけてこそ
この国の政治も 経済も 文化も 教育も
民主主義の国にふさわしい 能率的な いきいきとした 発展の道を歩むことができよう
自主独立の信念をもつために
あなたはいま 何をもとめて日々努力し
日本はいま 何をめざして進んでいるのだろうか
ともに育ち ともに暮らしているこの国を愛し
日本人自身のすぐれた素質を大切に思うならば
政治家も経営者も 勤労者も家庭の主婦も
おたがい 他にのみ依存する安易な心をすてて
みずからが果たすべき責任にきびしく取り組もう
この国日本の 100年の計をあやまらないために
生きがいある人生のために
それは夢にすぎないだろうか
ただ おたがい おなじ国に生きる人間として
素直に心と心を寄せあい 手と手を握りあって この国日本の 繁栄と平和と幸福とを
ひとすじに探し求めることができないだろうか
真剣になれば 意見の対立もおきるに違いない
だが 私たち日本人としての願いが一つなら かならず そこに高い調和と力が生まれよう
それは 決して夢ではないはずだ
国の道をひらくために
私たちは おたがい日本の国民であり
この国のすすむべき道を みずから選び 決定する主権者自身であることを忘れずにいたい
日本はもちろん 世界の繁栄のために必要なこと
私たち国民の 平和と幸福について大切なことを ひとつひとつ丹念に 正しく見きわめてゆこう
この国日本を 働きがいのある そして能率的な 真の民主主義の国にするために
著者紹介
名前
松下 幸之助
詳細
パナソニック(旧松下電器産業)グループ創業者
PHP研究所創設者
1894年、和歌山県に生まれる
9歳で単身大阪に出、火鉢店、自転車店に奉公ののち、大阪電燈株式会社に勤務
1918年、23歳で松下電気器具製作所を創業
1946年には、『Peace and Happiness through Prosperity=繁栄によって平和と幸福を』の
スローガンを掲げてPHP研究所を創設
1989年に94歳で没
※書籍の末尾から引用です
実践して身についたこと
1.モチベーション維持になりました
人生の指針になる言葉が多いので、心の力になっています
2.真剣に学ぶきっかけになった本です
様々なビジネス書を学び実践する、自身の変化を楽しむことにつながりました
3.考え方の幅が広がりました
自分だけでなく、相手、他人、様々な視点で物事を捉えられるようになりました
4.謙虚の大切さを学べました
謙虚さは感謝を生み出します
家族、友人、職場、様々な場面で謙虚を知り、感謝を一番に接することで
感情的にならず、ストレスも少なくなり穏やかに生活できています
謙虚さは今でも大切に心掛けて行動しています
5. 販売・小売業においてサービスの考え方が学べました
相手が好むものよりも相手のためになるものを販売する
相手の本音を知り、何が喜ぶことなのかを考え提案することができるようになりました
6.自由と責任の大切さを学べました
みな平等に自由ですが、何でも自由にするなら責任は自身で取ること
人、社会、環境、誰のせいでもなく自分で責任を取れることが自由と学べました
7.日常の考え方すべてが変わりました(人・もの・金銭・思考・行動)
自身の思いや行動が自分自身を創る
そのため、自分が幸せに思うこと、人が喜ぶことを考え、行動することにつなっがています
8.仕事以前に、一人の人間としてのレベルアップになりました
9.総合職時の目標達成や、管理職としての業務(数字達成・維持、部下の育成、MG)
にもつながりました
⭐︎まとめ
一人の人間として、または一個人として
自由と責任の意味を知ることができます
なぜ生きるのか、なぜ仕事をするのか、なぜ人と接するのか
人間としての考え、行動、夢がここにすべて詰まっています
まずは自分自身が幸せであるように、それができて初めて人に与えられる
一人の人間として最低限のことをできるようになることの大切さがここに記されています
僕自身もっともっと努力し、自分が思い描く人間になれるように
日々努力して近づいていきたいと思います
2025年改めて読み返すと、現在に必要なこと、または足りないこと
そのすべてがここに書いてあると感じました
時代が変わり、ビジネスが日々変わる中でも
変わらないものがあると、改めて確信できました
しかも約60年前の書籍が…
僕自身ももっと努力し、自分だけでなく、関わる人たちへもっともっとできることを
目標や夢の実現へ行動をしなければならない
そう思わせてくれた『道をひらく』に感謝して
また今日も歩んでいきます
最後までどうもありがとう
今、この文を読んでいるあなたへ心からありがとうございました
読書とはとても不思議なもの
知ることが楽しくなったり、知らない世界があったり
これまで見てきた・考え方が変化したり、自身の成長につながったり
ビジネスに限らず、漫画や雑誌、文庫や趣味など、本はいつでも心をワクワクさせます
今回は本のお話しでしたが、僕の好きなお酒や音楽も紹介していきます
本と同様に、日々を豊かに過ごすために大切にしているものです
読んでくださったあなたにとっても、日々の過ごし方、考え方や行動の変化
何より『自分時間』が変わるきっかけになれたらと思っています