好きな読書で自分時間
忙しい毎日に『読む』ことで自分を取り戻す
スマホを置いてページをひらく自分時間の再発見
本を読むことで自分時間の豊かさにつながります
読書は情報を得るためだけでなく、自分と向き合う時間でもあります
今日は少しだけ『自分時間』を大切にしてみませんか?
『比べない読書』と『なりたい自分に近づく読書』に寄り添う本を紹介します😊
今日の書籍
こんにちは ゆうです
今日の読書はこれ
稲盛和夫さんの『考え方』
とても素晴らしい方で、有名な本ですね
どんな人でも平等に、人生に活かすことができる『考え方』を学べます
誰が読んでも、プラスにはなっても決してマイナスにはなりません
断言できます
本をひらけば自分が見えてくる
自分のペースで育てる読書の自分時間へ😊
本の詳細
タイトル 考え方 人生・仕事の結果が変わる
著者 稲盛 和夫
ジャンル ビジネススキル・自己啓発
発売日 2017/4/1
発行所 大和書房
購入価格(税抜) 1500円
目次
序章 素晴らしい人生をもたらす羅針盤
幸せな人生に導いてくれるたった一つの鍵『考え方』と『熱意』の大切さに気づく
人間としてのあるべき姿、原点に立ち返る良い『考え方』と悪い『考え方』
ほれぼれするような人になれ
一 大きな志を持つこと-気高く、素晴らしい夢を描き、追い続ける-
明朗 未来に対して限りないロマンティストであれ
願望 『できると信じる』ことで人生は開けていく
信念 強く一途な『信念』が勇気を奮い起こす
二 常に前向きであること-明るい心には、必ず幸運が宿る-
進歩 人間の無限の可能性を追求する
懸命 ただひとつのことを、誰よりも一生懸命に実践する
自燃 心に火をつけるのは自分自身
三 努力を惜しまないこと-頑張ることをあきらめない人に、真の充足感は訪れる-
勤勉 真面目に、一生懸命に働く
向上 一歩一歩の努力の繰り返しが必要不可欠
熱意 誰にも負けない努力をする
四 誠実であること-正しいことを正しいままに追求する-
真摯 いかなる障害があろうとも、自分に正直に生きる
意志 高い目標をあえて定め、真正面から取り組む
勇気 自分を捨てることができる人は強い
五 創意を凝らすこと-昨日よりは今日、今日よりは明日、明日よりは明後日と改善改良する-
完璧 パーフェクトを求める姿勢が自信をつくる
挑戦 決してあきらめない不屈の闘争心を持つ
工夫 今日一日に全力を傾注し、常に創造的な仕事をする
六 挫折にへこたれないこと-災難は天が与える素晴らしい贈り物-
苦難 艱難辛苦(かんなんしんく)を耐えて、人は成長する
忍耐 困難に遭えば、過去の業が消える
積極 いいことも悪いことも、すべてが試練
七 心が純粋であること-行動の成功は、その心の美しさによる-
感謝 ピュアな心を涵養する『ナンマンナンマン アリガトウ』
知足 幸せを感じる心は『足るを知る』心から生まれる
反省 心を純粋にする努力を不断に続ける
八 謙虚であること-自らを愛する心を抑える-
克己 試練への対処によって成功と没落が決まる
精進 人格を高め、維持する
無私 自分を無にした行動が『大きな愛』につながる
九 世のため、人のために行動すること-自己犠牲をいとわず相手に尽くす-
利他 人間社会をよりよい方向に導く『利他の心』
貢献 世のため人のために積極的に尽くす
調和 愛に満ちた心は宇宙の意志にも適う
終章 善き思いに満ちていること
善き『考え方』を持ち、『他力の風』を味方にする
本の内容
序章 素晴らしい人生をもたらす羅針盤
人は、どのような『考え方』を選択するかによって、自分の人生を
素晴らしいものにつくり上げることもできれば、壊すことにもなることを知ります
稲盛さんの考える人生の方程式 『人生・仕事の結果🟰考え方✖️熱意✖️能力』を知ります
熱意と能力の数値は0~100あるのに対し、考え方だけは-100~100まであります
熱意と能力の数値はあっても、考え方がマイナスだと、すべてがマイナスになってしまう
『考え方』の大切さを序章で学びます
一 大きな志を持つこと-気高く、素晴らしい夢を描き、追い続ける-
明るい夢を描くことの大切さに気づくこと
強い『思い』を抱き続けることで、実現するための努力も自然にできるようになること
信念の持つ力を信じて、ひたむきに努力を重ねることを学びます
二 常に前向きであること-明るい心には、必ず幸運が宿る-
困難にぶつかっても、努力さえすれば必ず解決できると、楽天的に可能性を信じること
今日までの自分があることに気づき、一生懸命働くことの大切さを知ること
自分が燃える一番よい方法、仕事が好きになることと同時に
日常のささいな出来事に喜びや楽しみを見出すことを学びます
三 努力を惜しまないこと-頑張ることをあきらめない人に、真の充足感は訪れる-
真面目に一生懸命に働くという行為こそが、人間を立派にすること
日々の一歩一歩の努力の繰り返しによって、人生や仕事は絶えず向上していくこと
誰にも負けない努力とほとばしるような熱意を持って、一日一日を『ど真剣』に
走り続けることを学びます
四 誠実であること-正しいことを正しいままに追求する-
『人間として何が正しいのか』と自分に問い、正しいと信じる道を貫き通すこと
高い目標を達成したいならば、『何としても、まっすぐに頂上を目指して登っていく』という
強い意志を抱き、垂直登攀(すいちょくとうはん)の姿勢で挑むこと
勇気を生み出す源泉は、相手への思いやりであり、自分を捨て、自分はどうなってもいい
と思い、相手のために尽くそうとすれば、真の勇気というものは出ることを学びます
五 創意を凝らすこと-昨日よりは今日、今日よりは明日、明日よりは明後日と改善改良する-
人生や仕事でも、最後の一%の努力を怠ったがために、すべてが無に帰してしまうことがある
自分自身の努力を実りあるものにするためにも、常にパーフェクトを求めること
いかなる困難があろうと、可能性を信じ、決してあきらめることなく、粘り強く考え続け
あらゆる創意工夫を重ねること
夢の実現とは、日々の地味な努力の積み重ねによってもたらされるものと学びます
六 挫折にへこたれないこと-災難は天が与える素晴らしい贈り物-
逆境に置かれながらも、むしろ与えられた逆境を天に感謝するかのような気持ちで
健気に生きていくこと
過ちを犯したと気づいたのなら、いたずらに悩まず、今後は失敗しないようにと改めて
新しい思いを胸に抱き、新しい行動に移っていくこと
災難とは、その人の将来にとってプラスになると思うこと、それは天が与えてくれた
『ごほうび』と捉えることを学びます
七 心が純粋であること-行動の成功は、その心の美しさによる-
どんな境遇にあろうとも、愚痴や不平不満を漏らさず、常に生きていること、いや
生かされていることに感謝すること、そのようにして幸せを感じる心を養うこと
足るを知り、日々感謝する心を持って生きることによって、人生は真に豊かで
幸せなものになること
反省をすることで自らを戒め、利己的な思いを少しでも抑えることができれば、人間誰もが
本来持っている美しい心が、自ずと現れる、そして少しでも立派な心でありたいと思い
心の手入れに努めることを学びます
八 謙虚であること-自らを愛する心を抑える-
幸運に恵まれようとも、災難に遭おうとも、どんな状況でも謙虚に、自分というものを
失わずに生きていく大切さを知り、誠実に人生を生きること
自分の行いを日々振り返り、反省をする大切さを知り、厳しく自分に問いかけ、反省を繰り返す
そうすることによって、素晴らしい『人格』を維持することができること
また、自己犠牲を通して、『大きな愛』に身を捧げる人生を学びます
九 世のため、人のために行動すること-自己犠牲をいとわず相手に尽くす-
自分が犠牲を払ってでも世のため人のために尽くそうとする、そうした『他に善かれかし』という
優しい思いやりに満ちた、美しい『利他の心』が、自分自身の人生をよくすること
人の行いのなかで最も尊いものは、人のために何かをしてあげるという行為を知り
人間は人の役に立ち、喜ばれることを最高の幸せとする心を持っていること
利己的な欲望を抑え、謙虚な心を常に忘れず、自分のことだけを考えるのではなく
周りの人のことを考えて行動する、そうした愛は相手に与えた度合いに応じて自分に返ってくる
自分を幸せにしてくれることを学びます
終章 善き思いに満ちていること
善き『考え方』は、自助努力による『自力』や周囲の人々という『他力』をも超えた
偉大な宇宙のもう一つの『他力』を味方にすることができることを知り
善き『考え方』を持ち、私たちが実践していくことです
著者紹介
名前
稲盛 和夫(イナモリ カズオ)
プロフィール
1932年1月30日 鹿児島市に生まれる
1955年3月 鹿児島大学工学部を卒業
1955年4月 京都の碍子メーカー松風工業株式会社に就職
京セラ
1959年4月 資本金300万円で京都セラミック株式会社(現京セラ株式会社)を設立
代表取締役社長、代表取締役会長を経て、1997年から取締役名誉会長、2005年から名誉会長
KDDI
1984年 第二電電企画株式会社を設立、代表取締役会長に就任
2000年10月 DDI(第二電電)、KDD、IDOの合併により
株式会社ディーディーアイ(現KDDI株式会社)を設立し、取締役名誉会長に就任
2001年6月より最高顧問
JAL
2010年2月 政府の要請を受け株式会社日本航空(JAL、現日本航空株式会社)会長に就任
代表取締役会長を経て、2012年2月より取締役名誉会長
2013年からは名誉会長、2015年4月に名誉顧問
その他社会活動
1983年 ボランティアで経営者が集まる経営塾『盛和塾』の塾長を務める
全104塾(国内56塾、海外48塾)、14,938人の塾長として、経営者の育成に心血を注いだ
(2019年末に閉塾)
1984年 私財を投じ公益財団法人稲盛財団を設立し、理事長に就任(2019年6月から『創立者』)
同時に国際賞『京都賞』を創設
毎年11月に人類社会の進歩発展に功績のあった方々を顕彰している
2022年8月24日に永眠
※稲盛和夫 公式HPより引用
公式ホームページです
実践して身についたこと
1.仕事・プライベートどちらにおいても、『考え方』を学び、物事を肯定的に捉えることで
自分をマイナスにする感情や考えを減らすことにつながりました
2.真面目に仕事をする本当の意味を知り、8時間をどう使うか、何が会社利益につながるのか
どう工夫をするのか、1日1日がより濃い仕事内容に変わりました
3.謙虚さの大切さを知り、周りへの感謝の言葉や行動が増えました
これは他の書籍や著者でもある教えなので、継続して大切にしています
4.行動が素直に、シンプルになりました
落ちているゴミは拾う、放置されたものは片付ける、困ってる人がいれば声をかける
誰かのためではなく自分の徳がたまる、自己満足の行動ができるようになりました
5.日常の考え方すべてが変わりました(人・もの・金銭・思考・行動)
自身の思いや行動が自分自身を創る
そのため、自分が幸せに思うこと、人が喜ぶことを考え、行動することにつなっがています
6.仕事以前に、一人の人間としてレベルアップになりました
⭐︎まとめ
『考え方』に万が一マイナスがあった場合、熱意や能力があっても
すべてがマイナスになってしまうことを知る
『考え方』が自分の人生の一番大切な根本であることを知り
自分が思い描いた通りの自分になれるよう、日々努力を続けること
稲盛さんの『考え方』のおかげで、より良い人生につながっています
引き続き継続し、努力を続けより良い人生を送っていきたいと思います
人はやはり、自分だけ良ければいい、自分主体の考え方や行動だけしかしない、ではなく
『自分だけ』では幸せを感じられないなとつくづく思える、気づきを与える素敵な本です
家族が・友人が・会社の方が・または赤の他人さえ
喜ぶことを伝える、行動にする、しかも見返りも求めず
それでいいんです、幸せにつながるんです、そんな自分を褒めましょう😊
最後までどうもありがとう
今、この文を読んでいるあなたへ心からありがとうございました
読書とはとても不思議なもの
知らないことがあったり、知ることが楽しみに変わったり
これまでの経験や考え方が変化したり、自身の成長につながったり
ビジネスに限らず、漫画や雑誌、文庫や趣味など、本はいつでも心をワクワクさせます
あななの1日が少しだけ心地よくなるように
この本がそっと寄り添いますように
そして『自分時間』を大切にするきっかけにつながったら幸いです