人間に必要な思いは全てここに詰まっている! 灰谷 健次郎の傑作『兎の眼』

文庫

はじめまして ゆうです

このブログでは僕の大好きな『お酒・音楽・本』を紹介します

お酒は魔物でもありますが(笑)
疲れた日も、楽しい日も、自分自身に満足感を与えますよね
疲れた日には癒しになり、思い・考える呑みになったり
楽しい日には笑顔があふれ、忘れた思いや夢が映り、それがパワーに変わったり
1人で味わうお酒も、好きな人と飲むお酒も、人生に程よい幸せを与えてくれます
そんなお酒の時間を楽しむことで、僕は人生をより良いものにしています

そして、暮らしの中で鳴り響く音楽は日常を彩るのに必要不可欠ですよね
通勤途中の車内でも、部屋を掃除している時も、PC作業中も、支度準備の時も
毎日音楽が流れることで、その1日が良い始まりになるように、良い終わりになるように
忘れた思いや夢が自分を見失わないように
たくさんの願いを込めて聴き入ることで、僕は毎日をより良いものにしています

読書は20代後半に興味を持ち、ようやく継続して読めるようになりました
今思えばもっと早く読書の楽しみを知っていればと後悔しています
なぜかと言うと、小さな金額で実績ある人の失敗や成功を知ることができ
ビジネススキルや思考法、行動する大切さを学ぶことができたからです
知らないことを知り、素直に実践を続けることで自分がより良く変わっていくことを実感しました
今の幸せな自分があるのは読書のおかげだと心から言えます

本の紹介

著者
灰谷 健次郎

タイトル
兎の眼

ジャンル
文庫

発売日
1998/3/25 ※初出 1974/7月 理論社

発行所
角川書店

価格(税抜)
571円

目次
1.ネズミとヨット 2.教員ヤクザ足立先生 3.鉄三のひみつ 4.悪い日 5.鳩と海 6.ハエの踊り
7.こじきごっこ 8.わるいやつ 9.カラスの貯金 10.バクじいさん 11.くらげっ子
12.くもりのち晴れ 13.みなこ当番 14.泣くな小谷先生 15.さよならだけが人生だ

16.ハエ博士の研究 17.赤いヒヨコ 18.おさなきゲリラたち 19.不幸な決定
20.せっしゃのオッサン 21.ぼくは心がずんとした 22.波紋 23.鉄三はわるくない
24.つらい時間 25.裏切り 26.流れ星 エピローグ

本の内容

※角川書店より引用
大学を出たばかりの新任教師・小谷芙美先生が受け持ったのは
学校では一言も口を聞こうとしない一年生・鉄三
決して心を開かない鉄三に打ちのめされる小谷先生だったが
鉄三の祖父・バクじいさんや同僚の「教員ヤクザ」足立先生
そして学校の子どもたちとのふれ合いの中で、苦しみながらも鉄三と向き合おうと決意する
そして小谷先生は次第に、鉄三の中に隠された可能性の豊かさに気付いていくのだった…

学校と家庭の荒廃が叫ばれる現在、真の教育の意味を改めて問いかける
すべての人の魂に、生涯消えない圧倒的な感動を刻みつける、灰谷健次郎の代表作

感想

初めて文庫、物語を読む方にオススメです
硬めの文章はなく、登場人物の人間模様も魅力的で、先へ先へと引き込まれていきます

また、教員の方や将来目指している方、夢を描いている方
そんな人に大きな学びになる、心の指針になる素敵な本です

誰もが学校生活で体験したことがあること、疑問に思ったこと
教師の人間性や子どもたちの家庭環境
子どもたちの心と大人たちの心の違い

そのすべてがリアルに心を通り過ぎ、胸に様々な感情をあふれさせます

正しさも間違いも、人と人が接することでわかり合い、わかち合い
人と人が協力することが強力な力になり、何かを変える奇跡に繋がる
人が人として生きていくことの大切さを教えてくれる良本です

著者紹介

※角川書店より引用
著者
灰谷 健次郎(ハイタニ ケンジロウ)

1934年、兵庫県神戸市に生まれる
大阪学芸大学卒
17年間の教師生活の後、沖縄・アジアを放浪
その後、作家活動に専念し、1974年に『兎の眼』を発表
多くの読者の共感を得る
1979年、路傍の石文学賞受賞
『太陽の子』、『天の瞳』等、著書多数

最後までどうもありがとう

今、この文を読んでいるあなたへ心からありがとうございました

読書とはとても不思議なもの
知ることが楽しくなったり、知らない世界があったり
これまで見てきた・考え方が変化したり、自身の成長につながったり
ビジネスに限らず、漫画や雑誌、文庫や趣味など、本はいつでも心をワクワクさせます

そんな本をこれからも最大量の熱を込めて紹介していきます

今回は本のお話しでしたが、僕の好きなお酒や音楽も同じ熱量で紹介していきます
本と同様に、僕の人生を豊かにする三原則です(笑)
読んでくださったあなたにとっても
人生や考え方、行動、『自分時間』が変わるきっかけになれたらと思っています
今後ともよろしくお願い致します

ゆう

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