自分のペースで育てる読書、本と過ごす自分時間 #1. 兎の眼 灰谷 健次郎

好きな読書で自分時間

忙しい毎日に『読む』ことで自分を取り戻す
スマホを置いてページをひらく自分時間の再発見

本を読むことで自分時間の豊かさにつながります
読書は情報を得るためだけでなく、自分と向き合う時間でもあります

今日は少しだけ『自分時間』を大切にしてみませんか?
『比べない読書』と『なりたい自分に近づく読書』に寄り添う本を紹介します😊

今日の書籍

こんにちは ゆうです

今日の読書はこれ

灰谷健次郎さんの『兎の眼』

僕は文庫を購入する時、裏面の簡単なストーリーを読んで決めています
大切にしていることは、ありのままの人間らしさ

目に見えないものを大切にしたいので、そういうストーリーかなと確かめて
納得して購入します

心がほどける、とても素敵な本です

本をひらけば自分が見えてくる
自分のペースで育てる読書の自分時間へ😊

本の詳細

タイトル 兎の眼
著者 灰谷 健次郎
ジャンル 文庫(教師・学校・心・考え方)
発売日 1998/3/25 ※初出 1974/7月 理論社
発行所 角川書店
購入価格(税抜) 571円

目次
1.ネズミとヨット 2.教員ヤクザ足立先生 3.鉄三のひみつ 4.悪い日 5.鳩と海 6.ハエの踊り
7.こじきごっこ 8.わるいやつ 9.カラスの貯金 10.バクじいさん 11.くらげっ子
12.くもりのち晴れ 13.みなこ当番 14.泣くな小谷先生 15.さよならだけが人生だ

16.ハエ博士の研究 17.赤いヒヨコ 18.おさなきゲリラたち 19.不幸な決定
20.せっしゃのオッサン 21.ぼくは心がずんとした 22.波紋 23.鉄三はわるくない
24.つらい時間 25.裏切り 26.流れ星 エピローグ

本の内容

※角川書店より引用
大学を出たばかりの新任教師・小谷芙美先生が受け持ったのは
学校では一言も口を聞こうとしない一年生・鉄三
決して心を開かない鉄三に打ちのめされる小谷先生だったが
鉄三の祖父・バクじいさんや同僚の『教員ヤクザ』足立先生
そして学校の子どもたちとのふれ合いの中で、苦しみながらも鉄三と向き合おうと決意する
そして小谷先生は次第に、鉄三の中に隠された可能性の豊かさに気付いていくのだった…

学校と家庭の荒廃が叫ばれる現在、真の教育の意味を改めて問いかける
すべての人の魂に、生涯消えない圧倒的な感動を刻みつける、灰谷健次郎の代表作

著者紹介

※角川書店文庫より引用

名前
灰谷 健次郎(ハイタニ ケンジロウ)

経歴
1934年、兵庫県神戸市に生まれる
大阪学芸大学卒
17年間の教師生活の後、沖縄・アジアを放浪
その後、作家活動に専念し、1974年に『兎の眼』を発表
多くの読者の共感を得る
1979年、路傍の石文学賞受賞
『太陽の子』、『天の瞳』等、著書多数

本の感想

初めて文庫、物語を読む方にオススメです
硬めの文章はなく、登場人物の人間模様も魅力的で、先へ先へと引き込まれていきます

また、教員の方や将来目指している方、夢を描いている方
そんな人に大きな学びになる、心の指針になる素敵な本です

誰もが学校生活で体験したことがあること、疑問に思ったこと
教師の人間性や子どもたちの家庭環境
子どもたちの心と大人たちの心の違い

そのすべてがリアルに心を通り過ぎ、胸に様々な感情をあふれさせます

正しさも間違いも、人と人が接することでわかり合い、わかち合い
人と人が協力することが強力な力になり、何かを変える奇跡に繋がる
人が人として生きていくことの大切さを教えてくれる素敵な本です

最後までどうもありがとう

今、この文を読んでいるあなたへ心からありがとうございました

読書とはとても不思議なもの
知らないことがあったり、知ることが楽しみに変わったり
これまでの経験や考え方が変化したり、自身の成長につながったり
ビジネスに限らず、漫画や雑誌、文庫や趣味など、本はいつでも心をワクワクさせます

あなたの1日が少しだけ心地よくなるように
この本がそっと寄り添いますように

そして『自分時間』を大切にするきっかけにつながったら幸いです

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